昼前に小雨があがったので、公園に出かけました。また見附橋の橋げた付近でうろうろ。結構いろいろいるのがわかって楽しい場所になっています。でも壁にはりついてばかりで、ちっとも運動不足解消になりません。
今日みつけたのは、メガネアサヒハエトリのオス。
花崗岩のところにいると、そんなに目立たないのですが、レンガの赤茶色をバックにするとハデハデに見えます。脚が縞模様のうえに、背中の黒と白のコントラストもはっきりしていますものね。
クモの種類によって性質というか性格みたいなものがあるようで、このメガネアサヒハエトリのオスは、好奇心旺盛、積極的って感じで、ぴょんぴょんとよく動きます。マクロレンズでぐぐっと近づいたら急に姿が見えなくなったので探したら、カメラのレンズに飛び移っていました。ハエトリグモにカメラを乗っ取られたのは初めてです。
そういえば、「スターウォーズ」にこんなの(↓)出てきませんでしたっけ?
写真を撮っているときは黒目でかわいらしかったんですが、やや不気味(笑)。
ファインダー越しに観察していて気づいたのですが、このクモの第1歩脚の腿節の内側、人間でいえば内股のところが、光の反射の具合によって、青く光って見えました。
新海・日本のクモ299頁のオスは、そんなふうにはなっていないので、個体差かあるいは成熟の度合いで変わるのかな、なんて想像しています。
ちょうど、求愛のポーズ(バンザイポーズ)をすると、よく見えそうな位置関係です。鳥でいう婚姻色みたいなものなのでしょうか。この色の具合にメスが反応するのかもしれませんね。
Phintella linea 徘徊性
撮影(3枚とも)07.7.22