キララシロカネグモは、私の最も大好きなクモのひとつです(なんだか英語の構文の練習みたい)。
卵形の腹部がきらきらと金色に輝いています。色合いといいフォルムといい、バランスのとれた造形。初めて見たときには感動しました。クモに入り込んでいくきっかけのひとつだったかもしれません。「キララ」というネーミングも素敵ですよね。
6月の終わり頃になると姿が目立つようになります。やや明るい林縁や草むらで多く見られるように思います。体長は7~8mm。長池公園で確認されている3種類のシロカネグモの仲間のひとつ(あとの2つは、オオシロカネグモとコシロカネグモ)。
網の一端のセイタカアワダチソウで避難しているところ。第1歩脚の先にいるのは、やはりこの時期にぐんと数が増える「コガシラアワフキ」。もちろん、何事も起こりませんでしたが。
網の中央でお食事中のところを、お腹のほうから失礼。
金色の鱗状斑が馬蹄形になっているのが目印。背中の模様を見せてくれなくてもわかります。
Leucauge subgemmea 造網性(水平円網)
撮影:(1枚目)06.7.14 (2枚目)06.7.10 (3枚目)07.7.7